Apple Film Groupでは、使用済みプラスチック(PCR樹脂)を再利用する事で、SDGsの達成に取り組んで参ります。

当社では稲畑産業グループ会社と連携し、廃棄プラスチックを再利用した製品づくりによって、持続可能な社会を目指しています。

廃棄プラスチックには「①生産過程でどうしても生まれてしまうもの」「②消費者の手に一度わたったもの」と、大きく分けて2つの種類があります。

①は「PIR(Post Industrial Recycle)」、②は「PCR(Post Consumer Recycle)」といい、どちらの廃プラスチックも回収されたのち、精密な異物検査や密度検査を経て、新たな製品へと生まれ変わります。(下図参照)

また、従来のプラスチック樹脂であるLLDPとHDPEの製造における1㎏あたりのCO2排出量はそれぞれ1.52㎏、1.33㎏*ですが、Apple Film Groupでは稲畑産業グループ会社であるダイセーエコロジー社の使用済みプラスチックを使用。

この再生プラスチックから製造されるPCR樹脂は、製造量1㎏あたりCO2排出量は約0.34㎏ **であり、従来のプラスチック樹脂をダイセーエコロジー再生樹脂に置き換える事により、1㎏の製造時に0.99~1.18㎏のCO2削減、全体の割合ですと約75%のCO2削減が可能となります。

*一般社団法人 プラスチック循環利用協会「石油化学製品のLCIデータ調査報告書<更新版>」より
**経済産業省 CO2簡易排出量計算シートより

  • 再利用プラスチック加工の工程。

  • 空気を入れ伸ばし、筒状に加工している様子。

  • 不備がないか確認しながら整え、梱包へ

Apple Filmでは、使用済みプラスチックおよび生産工程で出てくる廃材の回収からペレット化までをグループ会社にて行う事により、安心、安定した供給を受ける事が可能です。

当社の強みは、廃材を利用した製品であっても、高い透明度や耐久性が維持できることにあります。限りある資源を無駄にせず、環境配慮と高品質を両立させる。Apple Filmグループは、豊かな未来に向けて挑戦を続けていきます。

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